ここ数年、じっくりとこれまでの私を振り返ることが増えた。
あれこれと悔やむ為でなく、私に話を聴かせてくださる方を想うとその当時の私に戻るのだ。
とは言え、私の過去は、申し訳なさと情けなさと悔やみきれない事ばかり。
ましてや幼いというのに何故生き辛さを感じたのかと天真爛漫な子供時代は無かったのだろうかと思うのである。
今、健康に生きるが私のテーマである。なので少しづつ勉強をしていくと、いかに身体が弱く生まれて来たのかを知ることになる。そして積極性を持てなかったり不安を抱いて生きてきた理由の大きな要因だと気付いた。
集団の中に入るのが苦手だったり、授業にも集中できないのは、胃腸が正常に動いていない為に自律神経に影響を与えて不安が押し寄せてくる。あの息苦しさと心がどんどん縮んでいく感じ。
突然起きてしまう腹痛なども集団に入る勇気を持てなかった理由だろうと思う。
母はお腹の弱さを嘆いていたが、心、気持ちともリンクしている等とは思いも寄らないだろう。
大人達は、みんなの前で声も出せず動けずにいる私をおとなしい子として残念に思っていると認識していたが、本当は常に理想を持ち、その実現を空想していた子供であった。
性格だとか環境だとか教育方法だとかだけでなく、こどもの身体に起きている不安にも目を向けてみても良いかも知れない。生きる力は、まず身体を整える事からだと、せめて子供たちの足を擦ったりしている。
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